【保存版】Amazon転売(せどり)帳簿の付け方/確定申告のやり方を徹底解説!

せどりの帳簿について知りたい人

Amazon転売(せどり)に帳簿は必要なの? 帳簿の付け方ってどうやるの?

せどりに確定申告は必要なの? 副業せどりでも税金は払わなければいけないの?

 

こういった疑問にお答えします。

この記事では、Amazon転売(せどり)における「帳簿の理由・目的」「帳簿の付け方」「確定申告の種類」「確定申告のやり方」など丁寧に解説しました。

 

このページを読み終える頃には、

  • 帳簿・確定申告の仕組みがわかる
  • 効率的な帳簿の付け方が身につく
  • 苦労せずカンタンに確定申告ができる

ようになると思います。

Amazon転売(せどり)に帳簿付けが必須な理由は3つ!

結論から言うと、Amazon転売(せどり)をやっているなら帳簿付けは必須です。

その理由・目的は主に3つ。

  1. 確定申告
  2. 収支管理
  3. 在庫管理

順に説明します。

理由1:確定申告

せどりに限らず何らかの事業を行なっている場合、確定申告の義務があります。

確定申告の目的は、前年の事業でどれだけの利益あるいは損失が出て、どれだけの税金がかかるのか明らかにすることです。

そのためには、日々の取引記録を記した帳簿を取っておくことが義務づけられています。(白色申告でも青色申告でも)

ひとつ注意点なのですが、1年間の副業の所得が20万円(専業は38万円)を超えていなければ確定申告が不要という「20万円ルール」を聞いたことがあるかもしれませんが、実は誤りです。(複数の税理士に確認済み)

副業の所得が20万円(専業は38万円)を超えなければ「所得税の確定申告」は不要ですが、「住民税の確定申告」は1円でも利益が出ていれば法律上しなければいけません。これは専業であっても副業であっても共通の義務なので注意してください。

関連記事

副業サラリーマンいまサラリーマン・会社員で副業をやっているけど、確定申告で青色申告をえらべるの?副業をやっていることが会社にバレないか心配だ・・・副業で稼いだお金が20万円以下なら確定申告がいらないって本当?[…]

理由2:収支管理

収支管理とは、「お金がいくら入ってきたか(収入)」と「お金がいくら出ていったか(支出=必要経費)」を管理することです。

収支管理する目的は主に2つです。

  1. 確定申告の準備をするため(財務会計)
  2. 経営管理をするため(管理会計)

確定申告の準備をするため(財務会計)

確定申告をするためには、日々の収入・支出の記録を取っておく必要があります。

個人事業主の場合、1月1日〜12月31日の間で収入・支出の金額を集計して、所得額を決定します。

所得 = 収入 − 支出

収入・・・せどりの場合、主にAmazonでの「売上」です。よく勘違いされますが、Amazon手数料を差し引いた「入金額」ではないので注意してください。

支出・・・個人事業主では「必要経費」と呼びます。ハサミ・テープなどの事務用品とか、仕入れで使った車のガソリン代とかは必要経費です。Amazonの販売手数料なども必要経費に入ります。領収書やレシートは7年間しっかり保管しておきましょう。

細かい勘定科目や仕訳のやり方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事

ネットビジネスの確定申告って難しそう・・・Amazon転売・せどりの勘定科目の使い方、仕訳のやり方を教えて欲しいこの記事はこういった方のために書きました。Amazon転売(せどり)はもちろんのこと以下のビジネスに取り組ん[…]

関連記事

今回はAmazon転売(せどり)の確定申告で使うことの多い仕訳の実例を解説していきます。私自身は会計の仕組みを理解したかったので商業簿記2級まで取りましたが、今思えばそこまでの知識は必要なかったかなと思います。実際に確定申告ツール「[…]

経営管理をするため(管理会計)

収支管理の目的には、確定申告(財務会計)のほかに経営管理(管理会計)があります。

Amazon転売(せどり)は手軽に始められる反面、ちゃんと数字を管理しないと利益がなかなか出ません。

どれだけの利益が出ているのか?利益率はいくらか?もっと改善できないか?など常に考えることが大切です。

そのためには「マカド」などのAmazon総合管理ツールを使って効率よく経営管理することが必須になります。

利益をしっかり出すための必要な投資と割り切りましょう。

関連記事

今回ご紹介するのはAmazon総合管理ツール「マカド」です。マカドは有名なので聞いたことある方も多いと思います。Amazon公認の価格改定ツールです。実際私の周りの稼いでいる方の9割以上がマカドを使っています。マカド[…]

理由3:在庫管理

物販ビジネスの場合、会計上の「在庫」の扱いがちょっと特殊で、「売れた分しか経費(支出)にならない」という点に注意です。

わかりやすく例をあげます。

  1. 100万円で商品を仕入れた
  2. 80万円分の在庫が売れた
  3. 結果、20万円分の在庫が売れ残った

この場合、売上原価(経費)は売れた80万円だけしか計上できません。売れ残った20万円は【資産】の扱いとなってしまい、売れるまで【経費】にはできないのです。

確定申告では、これらの計算を月ごとに行なう必要があります。となると商品数が増えるにつれて、手書きの帳簿では管理がキツくなりますが、前述した「マカド」というツールを使えば在庫管理もかなり効率化できます。

また、在庫がいくら残っているのか把握することによるメリットもあります。

在庫は十分にあるか?不良在庫はないか?Amazonの倉庫から行方不明になっている在庫はないか?(結構あります)などに気付きやすくなります。

Amazon転売(せどり)で確定申告しないとどうなるか?

利益が出ている場合」と「損失が出ている場合」で異なります。

利益が出ているにもかかわらず確定申告をしないと簡単な話、「脱税」になります。Amazon転売(せどり)は、銀行の入金履歴があるので税務署にすぐバレます。

逆に損失が出ている場合、支払うべき税金がないため確定申告は必要ありません。

とはいえ、青色申告をしている方の場合、赤字の年があれば3年間は赤字の繰越ができるようになります。なので、赤字の年であったとしても確定申告しておくべきです。

 

なお、白色申告についてはこちらの記事をご覧ください。

関連記事

先日、次のような問い合わせをいただきました。今年の確定申告をマネーフォワードを使用して白色申告しようと思っています。主にせどりをやっておりShunさんのブログを参考にしているのですが、Amazonでの売買の記入の流れを教えて頂け[…]

開業届を出したら確定申告しなければいけないの?

開業届を出したからと言って、確定申告の義務は生じません。

しかし、開業届と青色申告申請書を提出すると、青色申告が選べるようになります。

前述のように、青色申告では赤字の繰越(節税)が可能なので、赤字が出てしまったときこそ確定申告したほうが絶対にお得です。

また、青色申告には最大65万円控除を受けることができるメリットもあります。

青色申告・開業届については、下の記事に詳しくまとめてあります。

関連記事

Amazonせどりをしたい・すでにしているけど、開業届の提出は必要なの?副業せどりでも開業届を出さなければいけないの?個人事業主になって青色申告の控除を受けるには、開業届を出すだけでいいの?こういった疑問にお答えします。[…]

副業せどりでも確定申告は必要か?【会社バレ防止】

副業・サラリーマンだったとしてもAmazon転売(せどり)で利益が出たら確定申告が必要です。

確定申告することのメリットは、手間がかかるなどのデメリットよりもはるかに大きいです。

なお、確定申告をしたからと言って、副業が会社に即バレることはありません。会社バレしてしまうのは「住民税の通知」がされるケースです。

関連記事

最近では生活費の足しにするため、あるいは将来独立するために副業をはじめるサラリーマン・会社員の方が増えています。就業規則で副業解禁になった会社もあるように、社会全体としてサラリーマンが副業をやるのが一般的になりつつあります。[…]

Amazon転売(せどり)白色申告と青色申告のちがい

確定申告は、「白色申告」と「青色申告(10万円控除)」「青色申告(65万円控除)」の3つから選ぶことができます。

主な違いは、「事前申請・届出が必要か」「記帳方法」「控除額」です。

白色申告青色申告
事前申請なし必要必要
記帳方法単式簿記単式簿記複式簿記
控除額なし10万円65万円

記帳方法には、「単式簿記」と「複式簿記」の2種類あります。

  • 単式簿記・・・収支だけつけるシンプルなもの。例えば、家計簿やお小遣い帳、銀行の預金通帳など。
  • 複式簿記・・・正規の記帳方法。借方・貸方という形で左右にわけて表す。65万円控除が受けられる。

青色申告の65万円控除が受けられる「複式簿記」は、単式簿記と比べると書き方が少し複雑です。

とはいえ、今は「マネーフォワード クラウド」などの会計ソフトを使えば複式簿記も自動でつけられるので、それほど心配いりません。

 

また、青色申告をするためには事前申請・届出が必要です。

青色申告の申請に必要な書類(開業届など)は、「開業freee」というサービスを使うと簡単に無料で一括作成できます。

» 参考:開業freee公式サイト

書類の提出先・送り方もWeb上ですべて教えてくれるのでとても便利です。

関連記事

開業したい人開業freeeを使って開業届を出したい・個人事業主になりたいけど、実際のところどうなの?本当にデメリットはないの?料金や評判、口コミを知りたい! この記事では、こういった[…]

Amazon転売(せどり)の帳簿はエクセルで管理できるか?

エクセルでの帳簿付けは、できないことはありませんが、はっきり言って超非効率です。

いちいちエクセルに仕入・販売・在庫のデータを打ち込んでいては、取り扱い商品数が増えていった時にわけがわからなくなります。(というか、エクセルが重くなって動かなくなります)

それに加えて、必要経費の集計、消費税や所得税などの計算をエクセルですべて行なうのは、素人ではまず無理です。

なので、専用のツールを使うことが必要不可欠です。

※税理士にお願いしてもいいですが、1年で何十万もかかるのでおすすめしません。もしあなたが法人化していないのであれば(個人事業主ならば)、税理士を雇うよりもツールを使ったほうがはるかに安上がりで簡単です。

Amazon転売(せどり)帳簿の付け方【必須ツール2選】

Amazon転売(せどり)の帳簿付けに必須の効率化ツールは、「マネーフォワード クラウド」と「マカド」です。

マネーフォワード クラウド:確定申告・収支管理ツール

マネーフォワード クラウド」を使うことで、確定申告収支管理の効率化がはかれます。

マネーフォワード クラウドは、銀行口座やクレジットカード取引、Amazonアカウントの販売データなどを自動で取得・仕訳してくれます。

それ以外の現金取引は、そのつど(または1ヶ月ごとに)マネーフォワード クラウドに入力して記録しましょう。

青色申告の65万円控除に必要な「複式簿記」もシステムが勝手にやってくれます。

確定申告するときは、自動で集計して書類が作られるので、実質やることと言えばハンコを押すのとマイナンバーを書くことぐらいです。

プロの税理士も使っているツールなので信頼性はバツグンです。

» 参考:マネーフォワード クラウド公式サイト

関連記事

この記事でご紹介するのは、確定申告や日々の帳簿づけを自動化してくれるツール「マネーフォワード クラウド」です。(以前は「MFクラウド会計」という名前でしたが2018年に改名されました)今回は、マネーフォワード クラウドの「機能」「評[…]

マカド:在庫管理・売上管理ツール

在庫管理売上管理は、Amazon総合管理ツール「マカド」を使えばOKです。

クラウド(Web上で完結)なので、パソコンの電源を切っていても自動で動いてくれます。

仕入れた商品の価格・個数をマカドに入力しておけば、在庫・売上データが一覧で表示されます。

どの商品がいつ、いくらで、どれだけ売れたかが一目でわかるようになっています。

月ごとの売上、売上原価(仕入れ値)、利益額、利益率などが自動で計算されるので、売上管理もカンタンです。

Amazonの相場に合わせて価格改定・調整も自動でやってくれるので、売れ残りを防ぐ(商品の回転を上げる)ことができる優れモノです。

» 参考:マカド公式サイト

関連記事

今回ご紹介するのはAmazon総合管理ツール「マカド」です。マカドは有名なので聞いたことある方も多いと思います。Amazon公認の価格改定ツールです。実際私の周りの稼いでいる方の9割以上がマカドを使っています。マカド[…]

参考:ネットビジネスの確定申告を学べる本

最後に、ネットビジネスの確定申告と節税の基本を学ぶことができる本を厳選して2冊紹介します。

両方ともめちゃめちゃ分かりやすいです。確定申告をする前に必ず読んでおきたい本です。

フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

Q&A・対話式 超わかりやすい ネットで稼ぐ人の確定申告

平成31年度・令和元年の税制改正対応版 Q&A・対話式 超わかりやすい ネットで稼ぐ人の確定申告