あなたは「もしもアフィリエイト」の報酬をいちいち手入力で仕訳していませんか?
もし手入力で確定申告している or するつもりなら、多くの時間を失うことになり、非常にもったいないです。
もしもアフィリエイトの確定申告にかかる時間を劇的に短くしたいなら、今すぐにこのページを読んでください。
「もしもアフィリエイト」の報酬の確定申告・仕訳を自動化する方法をお教えします。
また、もしもアフィリエイトには12%上乗せしてくれる「W報酬制度」がありますが、その仕訳の正しいやり方についても説明します。
簿記や帳簿の付け方になじみのない方にも分かりやすいように、丁寧に解説していきます。
もしもアフィリエイトの確定申告を自動化する方法【マネーフォワード クラウド】
結論を言うと、もしもアフィリエイトの確定申告を自動化できる方法は「マネーフォワード クラウド」だけです。
マネーフォワード クラウドは、わずらわしい確定申告の手間を一気に減らしてくれるクラウド会計ソフトです。
マネーフォワードと「もしもアフィリエイト」をデータ連携すると、取り込まれた報酬データをもとに、AIが仕訳を自動で提案してくれます。
それを確認して「登録」ボタンを押すだけで仕訳が完了します。(具体的なやり方は後述します)
ちなみに、他にマネーフォワードとデータ連携ができるASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)として、「A8.net」があります。
その他にも、アフィリエイターがよく利用する外注サイト「クラウドワークス」や「ランサーズ」ともデータ連携ができます。
このように「マネーフォワード クラウド」はアフィリエイターと最も相性が良い会計ソフトと言えます。
マネーフォワード以外だと「もしもアフィリエイト」と連携できない
クラウド会計ソフトというと、他に「弥生会計」や「freee」もありますが、いずれも「もしもアフィリエイト」をはじめとするASPとデータ連携ができません。
会計ソフトとASPがデータ連携できないと、ひとつひとつの取引について下のような作業を繰り返し行う必要があります。
- もしもアフィリエイトの報酬ページを確認
- 会計ソフトで日付を入力
- 借方の勘定科目・金額を入力
- 貸方の勘定科目・金額を入力
- 摘要欄を入力
- 仕訳を登録
アフィリエイト報酬の件数が少なければ大した手間ではありませんが、件数が多くなればなるほど頭を抱えてしまいます。
ですが、マネーフォワードでASPと連携すれば、その手間を一気に省くことができます。
「もしもアフィリエイト」の確定申告をしよう【準備】
それでは、実際にマネーフォワード クラウドでもしもアフィリエイトの確定申告をする方法を解説していきます。
マネーフォワード クラウドに登録する
まずは、マネーフォワード クラウドに登録しましょう。
マネーフォワード クラウドは、年間50件までの仕訳であれば、30日間無料で使えます。
試しに使ってみてもし合わなければ、使用をやめれば料金は1円もかかりません。
» 参考:マネーフォワード クラウド公式サイト
マネーフォワード クラウドにログインする
マネーフォワード クラウドのアカウントを作成するためには、メールアドレス、パスワードなどの設定が必要です。
メール認証が完了したらログインできるようになります。
アカウントが作成できたら、さっそくログインしてみましょう。
【1】ページを下にスクロールして、確定申告>「サービスを使う」をクリック
【2】「以下に同意して利用を開始する」をクリック
【3】マネーフォワード クラウド確定申告の利用が開始される
もしもアフィリエイトの確定申告をしよう【データ連携】
次に、「もしもアフィリエイト」のアカウントとマネーフォワードを連携します。
もしもアフィリエイトのアカウントから報酬データを連携する
もしもアフィリエイトから報酬データを取り込みます。
【1】左メニューから、データ連携>新規登録 を選択
【2】ビジネス>もしもアフィリエイト を選択
【3】もしもアフィリエイトに登録済みのIDとパスワードを入力後、「連携登録」をクリック
すると、もしもアフィリエイトのアカウントから、報酬データがマネーフォワードにインポートされます。
もしもアフィリエイトの確定申告をしよう【アフィリエイト報酬】
もしもアフィリエイトの報酬について、マネーフォワードを使って仕訳をしていきます。
もしもアフィリエイトの報酬を仕訳する
取り込んだ「もしもアフィリエイト」の報酬データをもとに仕訳しましょう。
アフィリエイト報酬が確定(成果承認)したときの仕訳は次のようになります。
※ W報酬制度の金額は含まれません。W報酬については後述します。
貸借(左右)で金額が一致していればOKです。
仕訳を入力できたら、右下の「登録」をクリックします。
※ 「自動仕訳ルールとして保存」にチェックをつけてから登録すると、次回以降に同じような仕訳が来た時に、保存された勘定科目で自動提案してくれます。(AIに学習させることができます)
もしもアフィリエイトの確定申告をしよう【銀行振込】
もしもアフィリエイトから報酬の銀行振込があったときの仕訳を行ないます。
ネットバンキングならマネーフォワードと連携ができるのでおすすめです。
もしもアフィリエイトからの銀行振込を仕訳する
銀行振込時の仕訳は次のようになります。
普通預金 ××× / 売掛金 ×××
もしもアフィリエイトの場合、振込手数料はありません。
もしもアフィリエイトのW報酬を仕訳する
もしもアフィリエイトには、12%上乗せで報酬を受け取れる「W報酬制度」があります。
例えば、500円のアフィリエイト報酬が発生した場合、その翌々月末に12%の60円が上乗せされて、合計560円が振り込まれます。(楽天とAmazonはW報酬の対象外)
なので、W報酬の金額を自分で計算しなければいけません。
具体的には、次のような手順で計算します。
【1】もしもアフィリエイトにログインして「レポート」をクリック
【2】報酬タブの「月次」をクリック
【3】計算したい月の「報酬額」を確認
もしもアフィリエイトでは、月末締め&翌々月末に報酬が振り込まれます。
例:2019年8月の確定報酬は、2019年10月31日に振り込まれます。
【4】W報酬の金額を計算
【5】W報酬の金額をマネーフォワードで仕訳する
左メニューから、手動で仕訳>振替伝票入力 を選択します。
下のように仕訳を行ないます。
以上で、もしもアフィリエイトのW報酬の仕訳は完了です。
アフィリエイト報酬の記帳は月ごとでもいいの?
上述した「W報酬」の計算の際、月ごとに記帳するやり方で説明しましたが、厳密には望ましくありません。
記帳は、取引が発生するごとに付けるのが原則です。
会計規則では、白色申告は「日ごと」に記帳する(つまり一日の売上合計での記帳)のも認められていますが、「月ごと」の記帳は認められていないので要注意です。
なお、青色申告は基本的には「取引ごと」の記帳しか認められていません。
とはいえ、それを理由に税務官から指摘されることはよっぽどないと思います。(税務官にとってメリットがないから)
最大の節税!「青色申告 65万円控除」
フリーランス・自営業にとって節税・税金対策は何よりも大切です。
数ある節税方法の中でも、所得額から65万円も控除できる「青色申告 65万円の特別控除」というものがあります。
「青色申告 65万円控除」の特典を受けるための要件として、次の3つが必要です。(2020年度からはe-Tax等も追加)
- 開業届
- 青色申告承認申請書
- 複式簿記
「開業届」と「青色申告承認申請書」は、以下の記事に詳しくまとめてあります。
※Amazonせどり以外のビジネスにも対応した内容です。
Amazonせどりをしたい・すでにしているけど、開業届の提出は必要なの?副業せどりでも開業届を出さなければいけないの?個人事業主になって青色申告の控除を受けるには、開業届を出すだけでいいの?こういった疑問にお答えします。[…]
また、「複式簿記」についてはマネーフォワード クラウドを使えばOKです。
本来なら簿記の知識がないと複式簿記はつけられませんが、マネーフォワード クラウドを使えば勝手に複式簿記で記録してくれます。
マネーフォワード クラウドのレビュー記事はこちらです。
この記事でご紹介するのは、確定申告や日々の帳簿づけを自動化してくれるツール「マネーフォワード クラウド」です。(以前は「MFクラウド会計」という名前でしたが2018年に改名されました)今回は、マネーフォワード クラウドの「機能」「評[…]