せどり・転売の税金はいくらかかるの?【計算方法をわかりやすく解説】

せどり初心者

せどり・転売の税金はいくらかかるの?

せどりの税金の計算方法を教えてほしい!

せどりの経費にできるものは何があるの?

 

こういった疑問・要望に答えます。

 

この記事では「せどりの税金はいくらかかるのか?」「せどりの税金の種類」「せどりの税金の計算方法」「せどりの経費計上」を解説します。

せどり・転売の税金はいくらかかるの?

せどり・転売の税金はいくらかかるの?」については、

  • 副業or専業どちらか
  • 所得はいくらか

によって変わります。

副業or専業どちらか

副業の場合

  • せどりの年間所得が20万以下 → 税金がかからない
  • 20万円を超える → 税金がかかる

 

専業の場合

  • せどりの年間所得が38万以下 → 税金がかからない
  • 38万円を超える → 税金がかかる

 

税金がかかる場合、課税所得を計算して税金を払わなければいけません。

※参考:国税庁ホームページ「確定申告が必要な方」

 

ひとつ注意点ですが、所得が20万、38万以下なら税金はかかりませんが、確定申告は必要です。

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所得はいくらか

個人事業主の場合、1月1日〜12月31日の間で収入・経費・控除の金額を集計して、所得額(=利益)を決定します。

所得 = 収入 − 経費 − 控除

収入・・・せどりの場合、主にAmazonでの「売上」です。よく勘違いされますが、Amazon手数料を差し引いた「入金額」ではないので注意してください。

経費・・・個人事業主では「必要経費」と呼びます。ハサミ・テープなどの事務用品や、仕入れで使った車のガソリン代、Amazon販売手数料なども必要経費です。

控除・・・基礎控除38万などを「控除」として差し引くことができます。

 

いわゆる「節税・税金対策」というのは、「必要経費」や「控除」をたくさん計上することで、税金がかかる「所得(課税所得)」の金額をなるべく小さくすることです。

せどり・転売の税金にはどんな種類があるの?

では、せどり・転売の所得に対してどんな種類の税金がかかるのでしょうか?

具体的には、以下のような税金がかかります。

  1. 所得税
  2. 復興特別所得税
  3. 住民税
  4. 消費税

順に説明します。

所得税

所得税」は、所得の金額に応じて5〜45%まで幅があります。

所得が多いほど支払うべき所得税が多くなる累進課税になっています。

課税所得に対する税率と控除額は以下の通りです。

課税される所得金額税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超え 330万円以下10%97,500円
330万円を超え 695万円以下20%427,500円
695万円を超え 900万円以下23%636,000円
900万円を超え 1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

※参考:国税庁ホームページ「No.2260 所得税の税率」

復興特別所得税

平成25年から平成49年まで、一律2.1%の「復興特別所得税」がかかります。

平成23年にあった東日本大震災の復興支援のために作られた税金(国税)です。

住民税

所得に対して一律10%の「住民税」がかかります。

住民税は、その他の国税とはちがい各自治体に納める地方税です。

消費税

年間の売上が1,000万円を超えると、その2年後から事業者として国に「消費税」を納めなければいけません。

逆に言えば、開業して2年間は消費税を納める義務がありません。

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せどり・転売の税金の計算方法【例で解説】

実際にせどり・転売の税金の計算をやってみましょう。

 

まずは所得額(=利益)を計算します。

せどりの利益率(売上高粗利率)は、平均して20〜30%です。

ROI(投資利益率)は、だいたい50%くらいになると考えてください。(商品の状態・ジャンルにもよる)

売上高粗利率 = 粗利益 ÷ 売上高

投資利益率 = 粗利益 ÷ 仕入高

粗利益の計算のしかたは

粗利益 = 売上 ー 仕入 ー Amazon手数料

となります。

表にまとめると下のようになります。

売上100%
仕入50%
Amazon手数料25%
粗利益25%

この数字を使って、税金を計算していきます。

計算例

わかりやすくするために単純化して考えます。

仮に、

  • 売上:月30万、年360万
  • 仕入:月15万、年180万

とします。

年間の粗利益は

粗利益 = 360万 × 25% = 90万

その他の必要経費が20万とすると、

粗利益 ー 必要経費 = 90万 ー 20万 = 70万

さらに基礎控除38万を差し引くと、課税所得は

課税所得 = 70万 ー 38万 = 32万

になります。

この32万に対して、各種の税金がかかります。(100円未満は切り捨て)

免税事業者と仮定すると、

税金の種類税率税額
所得税5%16,000円
復興特別所得税2.1%6,700円
住民税10%32,000円
消費税なしなし

この表から、支払うべき税金の合計は

16,000円 + 6,700円 + 32,000円 = 54,700円

よって、最終的に手元に残るお金は

700,000円 ー 54,720円 = 645,300円

ということになります。(粗利益 ー 必要経費 = 70万 の数字を使った)

 

もちろん「必要経費」と「控除」の金額を多く計上して節税をすれば、さらに課税所得を小さくすることができます。

手元になるべく多くお金を残すためにも、節税・税金対策は必須といえます。

せどりの経費計上【税金対策】

せどりには、経費に計上できるものがたくさんあります。

経費計上する金額が大きいほど課税所得が抑えられるので、支払う税金が少なくて済みます。

詳しくは下の記事をご覧ください。

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