開業freeeのデメリットは?実際に個人事業主になってみた【料金・評判・口コミ】

開業したい人

開業freeeを使って開業届を出したい・個人事業主になりたいけど、実際のところどうなの?

本当にデメリットはないの?料金や評判、口コミを知りたい!

 

この記事では、こういった疑問に答えます。

個人事業主になるためには「開業届」の提出が必要です。

そのほか必要な書類を申請することで「青色申告」ができるようになります。

青色申告は最大65万円の控除が受けられるので、大きな節税となります。

 

ところが、そのために提出が必要な開業書類は以下のようにたくさんあります。

  • 個人事業開業・廃業等届出書・・・「開業届」のこと
  • 所得税の青色申告承認申請書・・・青色申告したい場合
  • 給与支払事務所等の開設・移転届出書・・・従業員がいる場合
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書・・・従業員がいる場合
  • 青色専従者給与に関する届出書・・・従業員がいる場合

これらの開業書類をすべて自力で作成するのは、知識がある人でもけっこう大変です。

かといって、開業手続きだけのためにわざわざ税理士を雇うのはちょっと・・・という人が大半だと思います。

そこで、おすすめなのが 開業freeeという無料サービスです。

今回は、「開業freeeとは?」から始まり「開業freeeの機能」「開業freeeの評判・口コミ」「開業freeeの使い方」にいたるまで徹底的に解説します。

開業freee(開業フリー)とは

開業freee(開業フリー)とは、無料で簡単に開業書類を作成できるWebサービスです。

開業freeeはクラウド会計で有名なfreee株式会社が出しています。

必要な情報をアンケート形式の画面に入力するだけで、もろもろの開業書類が一括で自動作成されます。

» 参考:開業freee公式サイト

開業freeeの料金

開業freeeはなんと完全無料で提供されています。

もちろん開業したあとも追加料金は一切かかりません。

なぜ無料なのか?の理由ですが、freee株式会社はこれ以外にもクラウド会計ソフト「会計freee」もリリースしており、開業ついでに使ってくれるのを期待しているのだと思われます。

 

ちなみに「会計freee」は直感的な操作のため、初心者の方にとってはかなり使いやすいと思います。(家計簿をつけるような感覚)

逆に、簿記の知識がある方にはかえって使いにくいかな?という印象です。そういった方には「マネーフォワード クラウド」のほうがおすすめです。

» 参考記事:確定申告の自動化ツール「マネーフォワード クラウド」評判・口コミ【30日間無料】

開業freeeの評判・口コミ

開業freeeのメリットは主に3つです。

  • 5分かからない
  • 記入ミス・漏れを防げる
  • 完全無料

実際のところ評判・口コミはどうなのか気になりネットで調べてみました。

開業freeeのデメリット

断言します。

開業freeeのデメリットはありません。

本来なら有料でもおかしくないほど便利なサービスです。

質問に答えるだけで開業書類が一括作成されるような無料サービスは、今のところ開業freeeしかありません。

» 開業freeeの公式サイトはこちら

開業freeeの使い方

それでは、実際に開業freeeを使ってみたいと思います。開業までの流れは以下のようになります。

  1. 開業freeeに登録
  2. 必要な情報を入力
  3. 書類を印刷
  4. マイナンバーを記入する
  5. 税務署に提出

開業freeeに登録

まずは開業freeeに登録します。

開業freeeのアカウントを作成するために、メールアドレスとパスワードを設定しましょう。

入力後「同意して登録する」をクリックすると、次の画面に移ります。

必要な情報を入力【準備ページ】

はじめに「準備」ページです。

質問に沿って、情報を入力していきます。

まずは仕事の種類・概要です。書類の「職業」欄、「事業の概要」欄などに反映されます。

なお、せどり・転売の場合、以下を選べばOKです。

  • 仕事の種類:小売・卸売
  • 仕事の概要:生活関連商品のネット・通信販売

2つ目は、事業開始日です。

収入の目安ですが、適当に入力すれば大丈夫です。書類に直接は反映されません。

この金額をもとに、のちほど見込の税額を計算してくれます。

事務所の有無を選択します。

自宅兼事務所の予定のひとは「自宅で働く」を選んでください。

給与を支払う予定の有無を選択します。

内容を確認して「次へ」をクリックします。

必要な情報を入力【作成ページ】

次の「作成」ページでは、書類作成に必要な情報を入れていきます。

屋号が決まっていれば入力します。

注意点としては、商標権を侵害する可能性のあるものはつけてはいけません。(例:Amazon、アマゾン、ヤフオクなど)

ここで無理に屋号を決める必要はないので、あとから「青色申告承認申請書」のほうに書いて提出するのもアリです。

事業を行う住所を入力します。

収入の種類を選びます。

一般的な個人事業の場合は「事業所得」を選びましょう。

最後に確定申告の種類を選びます。

おすすめは「青色申告 65万円控除」です。最も節税ができる申告方法です。

前述したように、会計ソフトを使えば青色申告に必要な複式簿記が自動でできるので心配ありません。

※法改正により、65万円控除の条件として「e-Taxによる確定申告」などが追加されました。e-Taxにはマイナンバーカードが必要なので、早めに作っておきましょう。

記入内容を確認できたら「書類を提出する」をクリックします。

書類を印刷

さいごの「提出」ページでは、いよいよ書類を税務署に提出します。

前のページで入力した住所をもとに、提出先の税務署を自動で教えてくれます。

税務署の場所をGoogleマップで確認しましょう。

「書類を確認する」をクリックすると、別タブでPDFファイルが開きます。

マイナンバーを記入&捺印

PDFファイルの書類を印刷して、マイナンバーを手書きで記入します。忘れずにハンコも押しましょう。

税務署に提出

出来上がった書類を税務署に提出しましょう。提出する前に控えをコピーしておくのを忘れずに。

お疲れ様でした。

これで開業手続きは完了です。

まとめ:開業freeeは控えめに言って神サービス

個人事業を開業する場合は、開業日から1ヶ月以内に「開業届」を、2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」を提出しなければいけません。

これらの書類を自力で調べてミスなく書くのは、かなり骨が折れる作業です。(下手すると丸1日かかります)

開業freeeを使えば、圧倒的に簡単スピーディー・しかも無料で済ませることができます。

» 開業freeeの公式サイトはこちら