Amazonせどりに開業届は必須!【青色申告で65万円得をする】

Amazonせどりをしたい・すでにしているけど、開業届の提出は必要なの?

副業せどりでも開業届を出さなければいけないの?

個人事業主になって青色申告の控除を受けるには、開業届を出すだけでいいの?

こういった疑問にお答えします。

結論から言うと、

Amazon転売(せどり)をやるなら開業届は出しておくのがおすすめです。

開業届は専業・副業に関わらず出すことができます。

このページでは、開業届のメリットや出し方について解説していきます。

Amazon転売(せどり)のほか、以下のビジネスにも対応しています。

  • フリーランス(ライター、イラストレーター、プログラマーなど)
  • Amazon輸入ビジネス
  • Amazon輸出ビジネス
  • メルカリ転売
  • ネットショップ運営
  • その他の個人事業・自営業

 

なお、副業でやってる方は開業届を出したからといって会社にバレることはありません。会社にバレる可能性があるのは住民税の通知によるものです。

» 参考記事:会社バレを防ぐ!副業の税金を確定申告するときの注意点

開業届とは

開業届」とは、個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類です。

正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」です。

せどりのような個人事業主になると、所得税、消費税、個人事業税を納める必要があります。

所得税、消費税は国税、個人事業税は地方税としてそれぞれ納税しなければなりません。

各税務当局に個人事業主として開業することの報告をするのが、開業届の役割です。

提出期限は、開業日から1ヶ月以内です。

開業届のメリット

開業届のメリットは、何と言っても青色申告で確定申告ができるようになることです。

青色申告と白色申告の違い

白色申告青色申告
事前申請なし必要必要
記帳方法単式簿記単式簿記複式簿記
控除額なし10万円65万円 (55万円に変更)

事前申請

開業届+事前の申請(届出)をすることで「青色申告」が認められます。

その場合、開業日から1ヶ月以内に「開業届」を、2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」を提出しなければいけません。

期限までに申請をしていない場合は自動的に「白色申告」の扱いになります。

記帳方法

帳簿に簿記(取引記録)をつけることを「記帳」と言います。

記帳方法には、「単式簿記」と「複式簿記」の2種類あります。

  • 単式簿記・・・収支だけつけるシンプルなもの。例えば、家計簿やお小遣い帳、銀行の預金通帳など。
  • 複式簿記・・・正規の記帳方法。借方・貸方という形で左右にわけて表す。65万円控除が受けられる。

なお、このブログでは複式簿記の形で解説しています。

» 参考記事:Amazon転売(せどり)の確定申告【よく使う仕訳の実例】

控除額

白色申告には控除の特典がありません。

一方、青色申告では「最大65万円の特別控除」が受けられます。

事業で得た所得額から65万円を差し引くことができるわけです。

効果としては経費と同じですから大きな節税になります。

※法改正により、2020年から65万円控除を受けるためには e-Taxなどの条件が追加されました。従来の「青色申告+複式簿記」だと55万円控除になります。

青色申告の注意点

注意点として、

青色申告をするためには、開業届だけでなく「青色申告承認申請書」も提出しなければいけません。

» 国税庁HP:[手続名]所得税の青色申告承認申請手続

他のサイト・ブログで「開業届だけ提出すればいい」と書いてあったりしますが、それは明らかに間違いなので注意してください。

青色申告のその他のメリット:赤字の繰越

青色申告をすることで得られるメリットは他にもあります。

その一つが「赤字の繰越」です。

事業で赤字(損失)が出てしまった場合、その金額を翌年以降、3年間まで繰り越しができます。

「赤字を繰り越す」というのは、翌年以降に黒字になった年があったら、その利益額から赤字分だけ差し引くことができるというものです。

赤字というのは、収入(売上)から支出(必要経費)を差し引いた「所得」がマイナスになった状況のこと。

所得 = 収入 − 支出

ビジネスをはじめたばかりの頃はなかなかうまく利益が出ないことも多いので、赤字の繰越ができる青色申告を選んでおくと有利になります。

青色申告で開業する方法【年間65万円の得】

上述した通り、青色申告の「最大65万円の特別控除」を受けるためには、開業届だけ出しておけばいいかと言うとそうではありません。

開業届だけでなく「青色申告承認申請書」の提出も必要になります。(法改正により、現在では「e-Tax」なども条件に追加されました)

また場合によっては、ほかにも下のような書類を提出しなければいけません。

  • 個人事業開業・廃業等届出書
  • 所得税の青色申告承認申請書(青色申告したい場合)
  • 給与支払事務所等の開設・移転届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 青色専従者給与に関する届出書

これらの開業書類をすべて自力で作成するのは、知識がある人でもけっこう大変です。

かといって、開業手続きだけのためにわざわざ税理士を雇うのはちょっと・・・という人が大半だと思います。

そこで、おすすめなのが開業freeeという無料サービスです。

クラウド会計で有名なfreee株式会社が出している、無料で開業書類を作成できるWebサービスです。

必要な情報をアンケート形式の画面に入力するだけで、もろもろの開業書類が一括で自動作成されます。

» 参考記事:開業freeeのデメリットは?実際に個人事業主になってみた【料金・評判・口コミ】

「開業freee」を利用するメリット【評判・口コミ】

  • 5分で終わる
  • Web上で完結する
  • 作業がハンパなく楽になる
  • 記入ミス・漏れを防げる
  • すべて無料で利用できる

私が開業書類を作成したときは、がんばって自力で調べて書いたので5時間かかりました(もっとかかったかも)。

開業freeeを使えば、5分ですべての書類が作成できるので 60倍くらい早く済みます。

 

ネット上での開業freeeの評判・口コミも調べてみました。

 

このように、評判はかなり良いようです。

さらには、開業freeeを利用すれば、必要書類の提出漏れや記入ミスも確実に防ぐことができます。

いざ青色申告で確定申告・納税しようとして、税務署にミスを指摘されてしまう事態だけは避けたいですよね?

まぎらわしい開業書類の作成にかかる時間・労力を一気に短縮してくれます。

質問に答えるだけで開業書類が一括作成されるような無料サービスは、今のところ開業freeeしかありません。

» 開業freeeの公式サイトはこちら

開業届のよくある質問

Q. 開業前に開業届を提出できるの?

はい、可能です。

ちなみに開業から1ヶ月以上たってから(遅れて)開業届を出しても罰則はありません。

開業日をいつにするかは本人が決められます。(ただし、開業日から会計期間がスタートするので、計上したい売上や経費があるときは、それより前に開業日を設定しないといけません)

Q. 開業届は出さないといけないの?

開業届の提出は必須ではありません。

しかし、開業届を提出していないと「青色申告承認申請書」も出せない(同時に提出するのはOK)ので、白色申告で確定申告するほかありません。

白色申告では「最大65万円の特別控除」を受けることができません。

にもかかわらず白色申告の場合も記帳(帳簿付け)をしておく義務があるので、青色申告と手間はさほど変わらないのに控除が受けられずもったいないです。

できれば開業届を出して青色申告をしたいところです。

Q. 開業届を出すと税務署にバレるから出さない方が得?

開業届を出しても出さなくても、税務署はお金の流れを徹底的に調査・把握してきます。

特にAmazon・ヤフオク・メルカリなどのインターネット通販で物を売っている場合、システム上の売上履歴、銀行の入金記録を調査すればすぐにバレます。

また、ランサーズ、ココナラなどの外注募集サイトでも報酬の受け取りがあれば、税務署に目をつけられます。(一般的には、すぐに税務調査が入るのではなく2〜3年は泳がされると言われています)

であれば、どのみち確定申告が必要になるので早めに提出した方がいいですよね。

» 開業freeeの公式サイトはこちら

副業せどりの注意点【会社バレを防ぐ方法】

副業でせどりをやっている方は、以下の記事を読んでください。

副業が会社にバレないようにする方法や注意点をまとめてあります。

関連記事

最近では生活費の足しにするため、あるいは将来独立するために副業をはじめるサラリーマン・会社員の方が増えています。就業規則で副業解禁になった会社もあるように、社会全体としてサラリーマンが副業をやるのが一般的になりつつあります。[…]

参考:簡単に青色申告をする方法【複式簿記の自動化】

確定申告ツール「マネーフォワード クラウド」を使えば、青色申告の65万円控除に必要な複式簿記も簡単に・ほぼ自動でできます。

私もずっと使っていますが、直感的な操作でスピーディーに確定申告を終わらせることができて非常に便利です。

関連記事

この記事でご紹介するのは、確定申告や日々の帳簿づけを自動化してくれるツール「マネーフォワード クラウド」です。(以前は「MFクラウド会計」という名前でしたが2018年に改名されました)今回は、マネーフォワード クラウドの「機能」「評[…]

参考:開業届を自力で書いて提出したい場合

開業届を自力で書いて提出したいという方のために、以下の記事を書いておきました。

「開業届の職業欄に何と書けばいいのか?」などをまとめてあります。

» 参考記事:Amazon転売(せどり)の開業届の書き方・提出先

※「開業届」以外の書類の書き方は解説していません。

参考:開業後についてプロの税理士に相談したい場合【有料】

参考までに、私が過去に利用してきたなかで信頼できる税理士の紹介サイトを載せておきます。

開業後のことをプロの税理士に相談したい方は「税理士紹介ネットワーク」が一番おすすめです。

日本税理士紹介ネットワーク

 

特にこんな方におすすめです。

  • EC(せどり、ネットショップ販売)に強い税理士を探している
  • 正しい節税のやり方を教えてくれる税理士を探している
  • 確定申告や税務申告、法律など多岐に渡って相談したい
  • 相談のケースに合わせて優秀な税理士を紹介してほしい
  • 低料金で独立・経営のアドバイスを受けたい

もしあなたが上記の悩みをお持ちであれば、「税理士紹介ネットワーク」は心強い味方になってくれます。

(実際に色々な税理士に会っているのでわかりますが、ここは良心的な料金の割にレベルが高い税理士が多いです。)

サービスへの登録・利用自体は無料で、気に入った税理士が見つかって契約を結んだ際に、その税理士に通常の報酬を支払うシステムです。

また、全国・オンライン対応OKなので使い勝手もバツグン。

興味がある方は、まずは無料で相談してみてはいかがでしょうか。

» 日本税理士紹介ネットワークの公式サイトはこちら