せどりはとにかく商品リサーチをたくさんして感覚を磨くことが大切です。
ですが、いきなりリサーチをすると言っても、実際お店の中を見渡すと商品が山のように積まれていて一体何から見ていけばいいのかわからないと思います。
また、Amazon新規セラーアカウントではCDなど出品できない商品カテゴリーもあります。
今回は、それらを考慮しながらせどり初心者が取り組むべき商品カテゴリーについてお話しします。
Amazon新規セラーアカウントで出品が制限されているカテゴリー
CD、DVD、ブルーレイなど
Amazonでは2017年頃から中国人セラーによる詐欺出品などが横行し社会問題となったこともあり出品規制が厳しくなりました。
CD、DVDなどは「軽い」「薄い」「高利益率」などの理由で、かつてせどり初心者にとって仕入れがしやすい商品カテゴリーとして知られていましたが、残念ながら現在では出品制限の対象となっています。
新規アカウントや過去1年以内にメディア商品を販売していなかったアカウントが出品制限にかかっているようです。
CD、DVDなどで稼ぐ方法については以下の記事で書いています。
最近Amazonでは規制が強まっており、2017年から新規のセラーアカウントはCD、DVD、ブルーレイなどのメディア商品を出品できなくなりました。ですが、せどりの仕入先として有力なブックオフなどにはたくさんのメディア商品が棚に詰まってい[…]
ドラッグストア、ビューティー
健康食品やコスメ、化粧品などの商品カテゴリーです。
消耗品のため回転が早い商品が多く、カテゴリー手数料も10%と低く利益が取りやすいカテゴリーです。
その他の出品制限カテゴリー
カテゴリーごとの出品制限についてはAmazon公式ページをご確認ください。
ブランド・メーカーごとの出品制限もある
出品制限がかかっているブランド・メーカーもあります。
本題ではないのでここではあえて触れません。
せどり初心者が狙うべき商品カテゴリー
では、Amazonアカウントを作成したばかりの初心者はどんなカテゴリーを仕入れたらいいのでしょうか?
おすすめのカテゴリーは以下の通りです。
- 本
- ホーム&キッチン
- ペット用品
- ベビー&マタニティ
- スポーツ&アウトドア
- DIY・工具・ガーデン
本
本は初心者が最も取り組みやすいカテゴリーです。
手数料は15%と高めですが、商品数が多く利益商品が見つかりやすいです。
おすすめの仕入店舗は何と言ってもブックオフです。
ブックオフでは110円の棚(C棚)、プロパー棚はせどり対策をしてあることが多いですが、医学書などの専門書、学習参考書、雑誌、写真集、マンガのセット本は狙い目です。
特に人気アイドル、歌手などが表紙に載っている雑誌はプレミア化しやすいです。
プレミア雑誌が普通の本屋に残っていることもあります。
ホーム&キッチン
鍋、フライパン、水筒、お弁当箱など。手数料は15%。
主な仕入先は
- ホームセンター
- 家電量販店
- ショッピングモール
- ドンキホーテ
といった普段使うようなお店が多いので、ついでせどりで稼ぐことができます。
ワゴンセールのほか通常棚にも利益商品が眠っていることがあります。
ペット用品
手数料はホーム&キッチンと同じく15%と高いですが、その分ライバルも少なく狙い目です。
ペットショップのほかホームセンターでも仕入れができます。
ただ、そこまで安定した仕入れはできないのでペット用品メインで稼ぐのは難しいです。
ベビー&マタニティ
有名な仕入れ店舗は赤ちゃん本舗です。
ホームセンターやドラッグストアでも仕入れができます。
ワゴンセールで安くなっているものを狙いましょう。
利益商品に当たる頻度は少ないですが、仕入れ対象にしているせどらーが少ない分びっくりするような値下げがされて放置されている場合もあります。
スポーツ&アウトドア
手数料は10%と低めなので利益は取りやすいです。
仕入先としてはホームセンターのほかリサイクルショップも狙い目。
コールマンなど日本で知名度の高いブランドのアウトドア用品はAmazonでも需要があります。
DIY・工具・ガーデン
手数料は15%。
おすすめの仕入れ店舗はホームセンター、リサイクルショップです。
ワゴンセールを狙うと意外と利益が取れたりします。
箱がない商品に関しては型番違いに気をつけましょう。
工具などは購入者が業者の可能性が高いため、できれば新品を仕入れたいところです。
中古だとしても商品の状態をしっかり説明文に書いておく必要があります。
最後に
意外と近くにあるお店で仕入れができると感じたはずです。
せどりで稼ぐためには先入観を捨てることです。
「ここは普段の買い物をするお店だから仕入れなんてできない」という思い込みは、稼げる商品を見逃す原因となります。
「どこかに利益が取れる商品はないか?」と普段から考えながら動けると、利益商品が見つかりやすくなります。