稼いでいるひとはどんな無料ツールを使っているの?
いくつくらい持っていたらいいの?
そんな疑問にお答えしようというのが今回のテーマになります。
無料だったら何でもかんでも使えばいいかというとそうではなくて、貴重な時間を無駄にすることになります。
ここでは、せどりで使える無料ツールを厳選してご紹介します。
モノレート ※廃止
※モノレートはすでに廃止されていますが、参考までに残しておきます。
代わりのツールとしては、後述する「Keepa.com」(有料)が使いやすくおすすめです。
モノレートは、商品のコンディションごとの最安値、出品者数、ランキングの変化が確認できるサイトです。
簡単に言うと「いくらで月に何個売れているか」がわかります。
ランキングのグラフで下に折れている部分は、その商品が売れてランキングが上がったタイミングです。
下の例で言えば、新品・中古合わせて3ヶ月に約4個売れていることがわかります。
(厳密な販売個数はわかりませんが、おおよその需要は掴めます)
なお「◯ヶ月の販売数(販売数/出品者数)」の数字は正確でないことがあるので注意してください。
グラフの動きと、ページ下部の「期間毎の最安値一覧」から判断するのが確実です。
また、ポイント無視の価格が表示されているのでAmazon商品ページで確認するようにしましょう。
詳細な説明は、以下を参考にしてください。
モノレートのサイトにはいくつかグラフがあります。 最安値 出品者数 ランキング モノレートユーザーこのうち、「モノレートユーザー」については、表示される商品とされない商品があります。私も以前、商品[…]
せどりすと(せどろいど)
スマホ用リサーチツールです。
iPhoneは「せどりすと」、Androidは「せどろいど」という名前のアプリです。
スマホ搭載のカメラで商品のバーコードを読み取って、Amazonランキング、最安値などを瞬時に表示します。
上述のモノレート、Amazon商品ページへのリンクもついており、店舗仕入れの商品リサーチに無くてはならない存在です。
有料の「せどりすとプレミアム」もありますが、やたら落ちるので私は使っていません。
なお、せどりすと(せどろいど)の代わりとして「Amacode(アマコード)」というアプリも使いやすいです。
Amacodeはブックオフのインストアコードが読み取れます。
ブックオフに仕入れに行ってみて、スマホを取り出していざバーコードを読み取ろうとしたときにみなさん困るのがこれです。これは「インストアコード」といって、ブックオフ独自で商品ごとに付けているバーコードです。「せどりすと」[…]
FBA料金シミュレーター
商品を指定してAmazonでの販売価格、仕入原価などを入力すると粗利益の計算ができるサイトです。
正確な利益計算をする上で必ず必要になります。
利益が出ると思って仕入れた商品を売ろうとしたら赤字だったという場合、Amazonの手数料を把握していなかったことが原因です。
モノレートの機能でも入金金額が表示されますが、必ずしも正確でなく誤差があるため注意してください。
なおGoogle Chromeの拡張機能である「Amazon FBA Calculator Widget」を使うと、Amazonの商品ページから1クリックで開けるようになります。
FBA料金シミュレーターを開く → 商品を検索する → 販売価格を入力する、という3ステップを飛ばせるので効率化が図れておすすめです。
フリマウォッチ
あらかじめ登録しておいたキーワードに関連する商品がフリマで出品されると通知をしてくれるスマホアプリ。
メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど9種類のフリマに対応しています。キーワードは5000件ほど登録可能です。
PCツールもありスマホアプリと連携可能です。ただし、PCツールは登録用のみで通知はされません。PCで登録しておいてスマホで仕入れをすると便利です。
資産構築型せどりには必須の無料ツールです。
似たようなツールに「フリマウォッチャー」がありますが、100件までしか登録できないので基本的には使う必要はありません。
フリマウォッチについては下の記事に詳しく書いています。
フリマウォッチというツールを知っていますか?電脳せどり、フリマ仕入れに欠かせない便利な無料ツールです。フリマウォッチ公式HPはこちら無料ツールとしてはかなり優秀な部類に入りますが、実はちゃんと使えている人が少なくもっ[…]
Keepa.com
Amazonの価格追跡ツールです。(現在は一部有料)
Google Chromeの拡張機能なのでブラウザが他のものになっている方はまずインストールしましょう。
これを使うと、Amazonで仕入れてAmazonで売るいわゆる「刈り取り」が楽にできます。
機能としては、Amazonで刈り取りしたい商品の価格が目標値を下回ったタイミングで通知を受け取れるようになります。
ちなみに日本のAmazonだけでなく海外のAmazonについてもトラッキングが可能なので、ある程度せどりで稼げるようになったら輸入ビジネスに取り組むのもありです。
AMZ Seller Browser
これもGoogle Chromeの拡張機能です。
Amazonの検索結果画面で、商品ごとのASIN、ランキング、FBAセラーの人数などを表示してくれます。
いちいち商品ページに飛ばなくてもこれらの情報を一気に見ることができ効率的です。
また、下図のように「BSR History」にカーソルを合わせるとランキング変動が表示されるので、モノレートを開かなくても売れ行きが判断できます。
最後に
以上、無料で使えるツールをご紹介しました。
せどりで稼ぐためには「いくらのツールを買ったか」ではなく「ツールをどう使いこなすか」が圧倒的に重要です。
ぜひ使いこなしてガンガン稼いでいきましょう。
なお有料ツールに関しては以下の記事にまとめてあります。
最近よく読者様からこんな声を聞きます。どれも似たようなせどりツールばかりで、結局どれを使ったらいいのかわかりません!Shunさんはどんなツールを使っていますか?私自身もせどりを始めたばかりのとき同じ疑問を抱いたことがあります[…]