SKUは、Amazonで出品時に商品ごとにつけることのできる商品管理番号です(半角英数字で40字まで)。
出品時に設定しないと、自動でランダムな文字列がつけられるため、あとで管理するのが大変になります。
管理が大変ということは、それだけ時間を無駄にしてしまうことになります。
この記事では管理がしやすくなるSKUのルールを紹介します。
AmazonSKUの効率的な付け方のルール
絶対というわけではありませんが、私が色々トライアンドエラーを繰り返してたどり着いた答えなので、ぜひ参考にしてください。
(コンディション)-(仕入日)-(商品カテゴリー)-(ASIN)-(仕入値)-(ランキング)-(仕入先)
【設定例】U-180509-BK-B123456789-Y500-R12345-BO
※ランキングの部分はなくてもいいかもしれません。お好みでどうぞ。
コンディション
新品、中古で分けます。
- 新品(New)→ N
- 中古(Used)→ U
仕入日
例えば、2018年5月9日であれば「180509」と設定します。
商品カテゴリー
商品カテゴリーをアルファベット2〜3文字で表します。
【例】
- 本 → BK
- CD → CD
- DVD → DVD
- ブルーレイ → BD
- スポーツ&アウトドア → SP
- 食品 → GR
- ヘルビ → HB
ASIN
Amazonで商品毎につけられている固有番号であるASIN(Bから始まる番号)を設定します。
仕入値
仕入値を入れます。
ランキングと区別するために最初に「Y」を入れています。
(その他の理由については後述します)
【例】500円で仕入れた → Y500
ランキング
出品時のAmazonランキングを入れます。
私は仕入値と区別するために最初に「R」を入れています。
【例】Amazonランキング12,345位 → R12345
仕入先
仕入先をアルファベット2文字で表します。
自分が一目でどこの仕入先か分かるように付けるのがおすすめです。
【例】
- ブックオフ → BO
- ヤマダ電機 → YD
- ドンキホーテ → DK
- ヤフオク → YO
- メルカリ → MC
SKUを自分で設定するメリット
- 売れた時にどの商品か分かる
- 在庫の棚卸が楽になる
売れた時にどの商品か分かる
スマホにAmazonSellerアプリをダウンロードしておけば、わざわざPC版のセラーセントラルにログインしなくても同様の機能が使えます。
商品が売れたら「注文管理」から見ることができますが、SKUを見ることでどの商品が売れたかすぐにわかります。
さらに、「仕入日からの販売日数」、「おおよその利益」、「仕入先」などを確認することで、今後の戦略を立てることができます。
例えば、「この仕入先は結果的に回転のいい商品が多かったな」とか「この商品は回転が遅かった上に利益もあまり取れなかったな・・・ランキングは良いのに何が原因だろう?」とか色々反省ができます。
在庫の棚卸が楽になる
確定申告で期末商品棚卸高を求める際、在庫商品の仕入値を集計する必要があります。
Amazonから12月31日時点での在庫データをダウンロードして、Excelで「-Y」をキーにしてExcel関数を使用すれば簡単に抽出できます。
具体的な抽出方法については以下の記事にまとめてあります。
Amazon転売(せどり)の確定申告で避けて通れないのが商品の「棚卸」です。棚卸とは、対象年度の期末時点で在庫がどれだけ残っているのかを明らかにする作業のことです。本来であれば物販は前年度の12月31日に棚卸をする必要がある[…]
最後に
参考までに私のSKUの付け方を紹介しました。
このほかにもランキングの代わりに商品ごとの「損益分岐点」を設定したりするなど目的によって色々工夫ができると思います。
SKUの上限が半角英数字40字であることに気をつけながら、自分の戦略やスタイルに合わせてアレンジしてください。