せどり初心者必見!Amazon転売の失敗事例とその注意点

せどりは参入障壁が低く簡単にスタートできる反面、いけいけドンドンで進めていくと失敗しやすいビジネスでもあります。

「失敗は成功のもと」というのは本当で、たまたま上手くいった経験より失敗した経験のほうが学ぶことが多いというのは私も実感しています。

人の失敗談を聞くだけでも多くのことを学べます。

せどりの情報発信で失敗事例を聞くことはあまりないと思うので、ぜひ参考にしてください。

この記事では、せどりでよくある失敗事例とその対処法、注意点を紹介します。

過剰在庫

私自身、何度もやってしまった失敗です。

安易な縦積み(同じ商品を複数個仕入れること)が原因です。

リサーチの時点で利益率の高さだけを見て飛びついてしまうとこの事態に陥ります。

縦積みを行うときは適正在庫を見極めることが大切です。

ポイントとしては

  • その商品の仕入れができるのは自分だけか?
  • 現在の出品者は何人か?
  • 今後予想される出品者は何人か?
  • 値下がりの危険はないか?
  • クレジットカードの支払いまでに売り切れるか?

などを考えてから仕入れするようにしましょう。

値下げ合戦

仕入れた商品が価格競争に巻き込まれたときの対応は、自分の資金力によって違います。

特に資金に余裕がない状態であれば素直に値下げして、仕入れ資金の回収を優先してください。

逆に資金に余裕があるのなら再び値が戻るのを待つ(寝かせる)のも手です。

キャッシュフロー管理不足

キャッシュフローとは簡単に言えば資金繰りのことです。

現金で仕入れする分には大丈夫だと思いますが、注意するのはクレジットカードによる仕入れです。

支払日までに何割の在庫が捌けるか、資金が回収できないことはないか、などを考えます。

おすすめのやり方としては、

  • 自由に使える現金の金額以上は仕入れない
  • 締め日の異なるクレジットカードを使い分ける

のがいいと思います。

クレジットカードの上手な使い方は以下の記事にまとめてあります。

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商品が偽物

ネットショップ仕入れでよくある失敗です。

詐欺ショップから商品を仕入れてしまうと、偽物が送られてきたり、返品しても返金してくれなかったり、そもそも代金を支払っても音信不通になったりするなどのトラブルに逢います。

詐欺ショップの特徴としては、

  • 不自然な日本語が多い
  • 特商法の記載がない
  • 住所がマンションの一室
  • 現金支払いしかできない
  • Paypal決済ができない(Paypalは補償つき)
  • クレジットカード支払いはできるがSSL化されていない(サイトURLが「https」から始まっていないと、カード情報が盗まれるリスクがあります)

などがあります。

情報商材・塾・コンサルで損をする

私も多くの教材を買ってきましたが、本当に価値のある教材は全体の1割ぐらいです。

また、コンサルや塾に入ったあとに更にバックエンドの高額教材やツールをセールスされたら、その方から学ぶのはやめたほうがいいです。

ロクなことになりません。

返品・返金

ライバルからの悪質な嫌がらせの場合もありますが、返品があった場合ほとんどは商品に問題があるのが原因です。

型番違い、キズがあるなど、FBA倉庫から返送して初めて気付くこともあります。

保留テロ

ライバルが注文後支払い保留にしたまま放置するという悪質な嫌がらせです。

最大2週間ほど保留できるのでその間の販売機会を逃してしまいます。

一般の購入者がただ単に支払い忘れていることも稀にありますが、大量の注文が支払い保留されていたら保留テロを疑ってください。

あまりにしつこければ営業妨害行為に当たるので、Amazonやサイバー警察に通報するなど対処しましょう。

事前の対策としては、商品情報の編集ページで「支払い方法のオプション」項目の「コンビニ決済」と「代金引換」のチェックを外しておきましょう。

メーカーからの警告

出品者がやたら少なく利益・回転ともに十分ありリピートできそうな商品は、もしかしたらこれに該当するかもしれません。

出品規制はないために出品自体はできますが、出品すると即メーカーからの警告(商標権の侵害などの理由)が来る商品もあります。

怪しければ、最初から出品しないか、試しに数個出品してみて警告が来たら取り下げるようにしましょう。

ただ、中には代理店でも何でもないのにメーカーのフリをして警告を送ってくる輩もいます。

余談

私がまだ初心者の頃、転売業界で有名な方(本も出版されています)のコンサルを受けたことがありますが、上記のようにメーカーと偽ってライバルに警告する方法を「秘密のノウハウ」だと言って勧められました。

100万円以上する高額コンサルだったのでとても残念な気持ちになったのを覚えています。

私のブログ読者さんの中には真似する人なんていないと思いますが、気をつけましょう。

中途半端なコンサルを受けるよりも、まずはマインドセット・セルフイメージを学んだ方がいいです。

マインドができている人は、途中で壁にぶち当たっても行動・意志がブレません。

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