せどりなどの物販ビジネスを副業で行なっている人の中には、利益が大きくなったらいずれ独立したい、専業でやっていきたいと思っている人もいらっしゃることでしょう。
特に副業でやっている人は、現在の生活に何らかの不満を抱えている場合が多いので、早く独立したいという気持ちが強いかもしれません。
もちろん副業ではなく専業でせどりをやっていくことで得られるメリットもありますが、同時にデメリットもあります。
今回の記事では、実際に専業せどり(Amazon転売)をはじめとするビジネスで月収150〜300万円を安定的に稼いでいる私の考えをまとめました。
せどり専業化・独立のメリット
せどりを副業ではなく、専業化・独立する際のメリットについてまとめました。
- 仕事のストレスがなくなる
- せどりに使える時間が増える
仕事のストレスがなくなる
なんと言っても、仕事のストレスが無くなることが一番大きいでしょう。
多くの場合、ストレスの原因は人間関係だと思います。
今まで煩わしかった人間関係から解放されて、身も心も健康的になります。
毎日、満員電車に揺られる必要もありません。
ムダな飲み会に深夜まで参加する義務もなくなります。
私自身は会社を辞めたことで、それまで体調がすぐれなかったのが一気に改善しました。
おかげで思考力、集中力も増して、やるべきビジネスの作業に集中できました。
せどりに使える時間が増える
単純に今まで会社に行っていた時間が空きます。
仮に会社で働いていたのが8時間なら、それをせどりに充てることができます。
せどりはネットビジネスの中でも簡単と言われますが、仕入れ以外にもリサーチ・出品・顧客対応などやることはけっこうあります。
特にリサーチにかける時間が、その後に実績が伸びるか伸びないかを決めるといっても過言ではないと思います。
せどり専業化・独立のデメリット
次にせどりの専業化・独立のデメリットについてまとました。
- 安定収入がなくなる
- 仕入れに回せるお金が減る
安定収入がなくなる
副業でやっている頃は、本業の収入(多くの場合、給与所得)によって最低限の生活費を稼ぐことができます。
なので、資金的にも精神的にも副業のせどりに集中できます。
給与所得はもらっているときはあまり意識しませんが、投下した労働時間に対して(法的には)必ず支払われます。
考えてみれば、これはすごいことです。
何故なら、労働をしたら必ずプラスの収入が約束されているからです。
ですが、せどりに限らずビジネスではマイナス(赤字)もあり得ます。
何らかのトラブルで仕入れ資金が回収できなくなることもあります。
その場合、今まで貯めた貯金を崩さなくてはいけません。
仕入れに回せるお金が減る
せどりの他に給与所得があれば、その所得から生活費だけ抜いて、残りをせどりの仕入れ資金に回すことができます。
ところが、これが専業せどりだと、得た利益をすべて生活費に充ててしまったらお金が一向に増えていきません。
今月得た利益は、来月の仕入れ資金に回す必要があります。
せどりなど物販ビジネスは「複利」でお金を増やしていくのが基本です。
複利の仕組みがうまく回せないと、お金がたまらなかったり、税金でほとんどお金が残らなかったりするリスクがあります。
せどり専業化・独立のデメリットへの対策
せどりを専業化・独立することによって、下のようなデメリットが生じると言いました。
- 安定収入がなくなる
- 仕入れに回せるお金が減る
先ほども言ったように、せどりは「複利」で稼ぐビジネスです。
仮にせどりの利益が月20万円だとして、生活費などの支出に20万円かけていたら意味がありません。
おすすめの対策は以下の2つです。
- 治験バイトなど効率の良いバイトを並行していく
- リゾートバイトでお金をためる
ポイントは、ただ生活費を稼ぐ目的でバイトを選ぶのではなく、
「自由時間が長い」「高収入」のバイトを選ぶことです。
もしいま私がお金がなく、せどりを専業化・独立するのに不安であれば 間違いなく治験・リゾートバイトをしながら自由時間に電脳せどりで稼ぐと思います。
治験(ちけん)
治験(ちけん)とは、健康な人や患者に協力してもらい、新薬の効果・安全性を調べる目的で行われる臨床試験のことです。
1日あたり1〜2万円と高報酬。
もらえるお金は給料や報酬ではなく「協力費」となり、ボランティア扱いなので なんと税金がかかりません。
「ニキビ」「アトピー」「花粉症」などの特定の疾患を無料で治療できる可能性があるというメリットもあります。
新薬なので副作用が怖いという人がいますが、そもそも治験というのは安全性が十分確認されたうえでの最終検査です。
治験より前に行われた複数の検査に合格している時点で、深刻な副作用があるリスクは極めて低いと言えます。
治験って何するの?
治験は「通院タイプ」「入院タイプ」の2つに分かれます。
「入院タイプ」は拘束時間が長いぶん「通院タイプ」よりも大きく稼げます。
なかには2週間で20〜30万円もらえるようなオイシイ案件もあります。
いちおう面接みたいなものはありますが、大きな病気がなかったり健康であれば受かるようです。
治験バイトの内容としては、
薬を飲んでからベッドで寝てるだけです。
治験の病院内にマンガや雑誌が置いてあって、自由に読むことができます。
採血や血圧測定以外は自由時間で、1日3食バランスのとれた美味しい食事が出ます。
もちろん自由時間に対してもお金は支払われます。
たいていWi-Fiも使えるので、PCでせっせと電脳せどりをしたり(仕入れた商品の受け取りは営業所留め)、ビジネスの勉強をしたりして時間を有効に使うことができます。
おすすめの治験バイトは?
以下に紹介する治験バイトは、いずれも実績のある病院と提携している安全性の高い運営会社です。
WEB登録のみでカンタンに申し込めます(登録無料)。
- JCVN治験ボランティア5
運営会社のパシフィックグローブは、10年以上の実績があり信頼性はバツグン。
「アトピー」や「ニキビ」など肌モニターの治験を中心に受けられる。
「花粉症」「アレルギー性鼻炎」「ドライアイ」など幅広い分野の案件が多数。 - コーメディカルクラブ4.8
主に「花粉症」の治験が受けられる数少ない治験モニター。
その他に「ドライアイ」「便秘」「肌モニター」など気軽に受けられる案件が多数。
20代の男女から人気がある。 - クリニカルボランティアサポート4.5
未成年も登録できる治験サイト。
「ニキビ」「花粉症」「アトピー」などの案件もあり、新薬を試すことができる。
サプリメント、トクホ、栄養機能食品など気軽に受けられる治験モニターもある。
リゾートバイト
治験以外におすすめなのは、リゾートバイトです。
リゾートバイトでは、海、山、温泉地、離島、スキー場など、 日本全国のリゾート地に住み込みで働くことができます。
職種はレストランのホール、ホテルのフロント、旅館の仲居さんといった接客から調理や清掃などの裏方、ビーチ、スキー場のスタッフまで多種多様。
寮費・水道光熱費が0円・食事付がほとんどなので、一定期間にお金が貯まるのが最大のメリットです。
2か月で50万円 貯めるひとも珍しくありません。
私だったら治験バイトと同様、自由時間には電脳せどりをしたり、ビジネスの勉強をしたり、ブログ記事を書いたりすると思います。
開放的なリゾートで、ノマド気分を味わいながら働けるのは最高ですね。
以下、リゾートバイト専門の求人サイトをランキング形式で紹介します。
- アルファリゾート5
登録スタッフ延べ6万人・月間5万人のユーザーが閲覧する人気の求人サイト。
北海道から沖縄まで全国リゾートバイトの最新情報をお届け。
「ガッツリ稼げるお仕事」・「着物を着るお仕事」・「語学力を活かせるお仕事」など
短期・長期の求人情報を500件以上掲載。
寮費・水道光熱費無料・食事付。 - リゾバ.com4
いつでも2000件以上の案件。
有名温泉地や離島など全国800ヶ所以上から選択可能。
充実の検索機能で選びやすい。
寮費、食費、光熱費が無料。
スキーシーズンはリフト券無料の特典付き。 - はたらくどっとこむ4.5
案件数はいつの時期でも2000件以上。
GW・年末年始・お盆などの短期や、長期の案件も幅広く掲載。
「あなたの夢アプリが叶えます!キャンペーン」や「リゾートバイト体験談で5000円もらえるキャンペーン」などのコンテンツが豊富。
寮費・光熱費・食費が無料。
最後に
せどり専業化・独立のデメリットに対する対策として、治験・リゾートバイトを紹介しました。
ただバイトで生活費を稼ぐだけでは、副業でせどりをやるのと変わりありません。
ポイントは「自由時間が長い」かつ「高収入」のバイトを選ぶこと。
これらのバイトは自由時間に対してもお金が支払われるので、その間せどりなどのビジネスで稼げば一石二鳥です。